赤い糸は意外な所に・・・
そのころ朝弥達は・・・

「俺たちはここでお前たちと別れるが、余裕があったらこちらでも涼之助を探すから。」

「早く見つかるといいな。」

「いろいろとありがとうございました。」

「・・・さて、なあ風八はん。涼はんの行きそうなところって、思いつく?」

「え?うーーんそうだな・・・涼って、一人になりたいときは、いつも家の近くの川に行ったりはしてたけど。」

「そうなんや。・・・うちの勘やけど、もしかしたら海のあるとこにいっとる気がするんよ。」

「ふーん。ま、止まっていてもしょうがないし、あてずっぽうでも探してみるか。・・・行先は、南!」

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