赤い糸は意外な所に・・・

予期せぬ事態

その日の夜・・・

(そろそろ寝ようかな・・・ん?そこに居るのは晴之進兄さん?)

「兄さん、そこで何を?」


「・・・星を、見ていた。」

「そう。・・・お休みなさい。」

「ああ・・・。」

涼は晴之進に背を向け、自分の寝所に行こうとした。が

「涼・・・ちょっと待ってくれ。」

「何?・・・!!」

次の瞬間、涼は晴之進に羽交い絞めにされた。


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