赤い糸は意外な所に・・・

「ほんまに!?うれしいわ!ありがとう!お侍はん!!」

そういうと少女は涼に抱きついた。しかし、抱きつかれたとき、少女も涼も相手の身体に違和感を感じ、もしかしてと二人同時に思った。そして同時にそれを口にした。

『もしかして男(女)!?』

「・・・・どういうことだ・・・。」

「うちもや。ほんまはお侍はん女子やったと??」

あんたは男なのか・・・?」

二人にあきれた風八は、

「二人とも、まずは名乗りあってみたら?」

と言った。彼の意見に納得した二人は名を名乗ることにした。



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