赤い糸は意外な所に・・・
「わあっ!お父様綺麗!」

「そ、そうか?」

「はいっ、とても。」

「あ…じゃあ、もう良いか?」

「あっ、待ってください!」

目を光らせた子供たちの手にはいつの間にか櫛やら簪やらが握られていた。
< 74 / 82 >

この作品をシェア

pagetop