赤い糸は意外な所に・・・
「それじゃ、私から。私は旅に出てからは涼之助と名乗ろうと思っていたが、本当の名前は涼。白鶴道場の次女だ。分け合って家出をした。ちなみにこの餓鬼は風八といって私の甥だ。」
「餓鬼で悪かったな。で、そちらは?」
「うちの名前は朝弥(アサヤ)。陰間やったんけど、去年から旦那はんの世話になったとやけど、一月前死んでしもうて・・・。」
「そうだったのか・・・。どうりで可愛い顔してる訳だ。本物の陰間は初めて見た。」
「なんか嬉しいな。可愛いだなんて・・・。でも涼はんも女子姿になったら可愛いと思うえ?」
「・・・私は、身体は女子でも心は男だから。でもやはり可愛いといわれて悪い気はしないような気がする・・・。」
「へー涼でも可愛いって言われると嬉しいんだ。」
「悪い気はしないと言っただけだ。」
「素直じゃないなあ。」
「五月蠅い。」
「ふふふ、涼はんと風八はんのやりとりおもしろいわ。」
「餓鬼で悪かったな。で、そちらは?」
「うちの名前は朝弥(アサヤ)。陰間やったんけど、去年から旦那はんの世話になったとやけど、一月前死んでしもうて・・・。」
「そうだったのか・・・。どうりで可愛い顔してる訳だ。本物の陰間は初めて見た。」
「なんか嬉しいな。可愛いだなんて・・・。でも涼はんも女子姿になったら可愛いと思うえ?」
「・・・私は、身体は女子でも心は男だから。でもやはり可愛いといわれて悪い気はしないような気がする・・・。」
「へー涼でも可愛いって言われると嬉しいんだ。」
「悪い気はしないと言っただけだ。」
「素直じゃないなあ。」
「五月蠅い。」
「ふふふ、涼はんと風八はんのやりとりおもしろいわ。」