飴色蝶 *Ⅰ*
憧れの先輩

憧れる

二十三年間、生きてきて

私は、やっと自分という
人間が、どういうタイプ
に属しているのか
分かってきたように思う

『今までの私は
 どこか
 無理をしていた?』
 
とさえ、
最近では思える程に

学生時代のアルバムを
捲ると、そこには
今の自分からは
想像できない

私が映っていた。


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