飴色蝶 *Ⅰ*
「はい、確かにそういう面も
ありましたが
イオリ先輩の周りには
いつも人が絶えなくて先輩は
いつの間にかその中心にいる
って感じでした
私なんて、ただの後輩なので
あくまでも外から見ていた
雰囲気しか分かりませんけど
・・・・・・」
会長は、お酒を飲む手を止める
ことなく次々にグラスを開けて
いく。
豪快な飲みっぷりを見ている
こちら側が酔ってしまいそうな
程に。
「あの顔だ
女にはもてただろうなぁ」
「はい、学校中の女生徒の
憧れの的でした
いつも、たくさんの取巻きの
女性に囲まれて
決まった彼女がいても
先輩の事を好きだという
女の子達には次から次へと
手を出すと有名でした」
会長は、声高らかに笑う。
ありましたが
イオリ先輩の周りには
いつも人が絶えなくて先輩は
いつの間にかその中心にいる
って感じでした
私なんて、ただの後輩なので
あくまでも外から見ていた
雰囲気しか分かりませんけど
・・・・・・」
会長は、お酒を飲む手を止める
ことなく次々にグラスを開けて
いく。
豪快な飲みっぷりを見ている
こちら側が酔ってしまいそうな
程に。
「あの顔だ
女にはもてただろうなぁ」
「はい、学校中の女生徒の
憧れの的でした
いつも、たくさんの取巻きの
女性に囲まれて
決まった彼女がいても
先輩の事を好きだという
女の子達には次から次へと
手を出すと有名でした」
会長は、声高らかに笑う。