飴色蝶 *Ⅰ*
「そう、真剣な眼差しで
話す先輩は、とても素敵で
もう、私の想いなど
届く事は無いと諦めました
だから、もう私は
彼を好きじゃない」
会長を見つめると、彼は彼女を
見つめていた。
彼女の瞳から涙が流れていく。
「あなた、ごめんなさい
少し気分が悪いので
下がらせて頂きます」
そう言って、彼女はこの場所
を離れて、なかなか戻っては
来なかった。
話す先輩は、とても素敵で
もう、私の想いなど
届く事は無いと諦めました
だから、もう私は
彼を好きじゃない」
会長を見つめると、彼は彼女を
見つめていた。
彼女の瞳から涙が流れていく。
「あなた、ごめんなさい
少し気分が悪いので
下がらせて頂きます」
そう言って、彼女はこの場所
を離れて、なかなか戻っては
来なかった。