飴色蝶 *Ⅰ*
「私の事は、大丈夫なので
遅くなるとこの辺りは
もっと治安が悪くなるし
女の子の一人歩きは危険だわ
だから、もう・・・」
「彼がここに来るまで
一緒に待っています
貴方の事を一人にできない
心配だから」
「彼って・・・」
私は、救急箱を片付ける為に
お店の裏手に入った。
その時、お店のドアが開いて
勢いよく閉まる音がした。
そこに、愛しい人が立つ。
彼は、彼女の元へ駆け寄り
彼女をきつく抱きしめた。
遅くなるとこの辺りは
もっと治安が悪くなるし
女の子の一人歩きは危険だわ
だから、もう・・・」
「彼がここに来るまで
一緒に待っています
貴方の事を一人にできない
心配だから」
「彼って・・・」
私は、救急箱を片付ける為に
お店の裏手に入った。
その時、お店のドアが開いて
勢いよく閉まる音がした。
そこに、愛しい人が立つ。
彼は、彼女の元へ駆け寄り
彼女をきつく抱きしめた。