飴色蝶 *Ⅰ*
店の外で、その話を聞いていた
伊納組の舎弟は急ぎ車に戻って
組長に話した。
「奴の名前は、タカツキイオリ
確か高月組の会長に子供は
いないはず・・・
跡目は、カナメで決まり
だろうと思っていたが
カナメは、そのイオリって
奴を兄貴と呼んだ
アイツは誰だ、養子か?
・・・・・・
まさか
親父が憧れて病まない
高月 一夜の息子
まさか・・・」
伊納組の舎弟は急ぎ車に戻って
組長に話した。
「奴の名前は、タカツキイオリ
確か高月組の会長に子供は
いないはず・・・
跡目は、カナメで決まり
だろうと思っていたが
カナメは、そのイオリって
奴を兄貴と呼んだ
アイツは誰だ、養子か?
・・・・・・
まさか
親父が憧れて病まない
高月 一夜の息子
まさか・・・」