飴色蝶 *Ⅰ*
イオリは決して
愛を口にしない男。
そんな事、百も承知している。
それでも
この胸の高鳴りをとめること
・・・できない。
貴方に抱かれるなら、愛なんて
どうでもよく思える程
私は、貴方に溺れている。
イオリの瞳が、私を見つめる。
シャツを脱ぎ捨てたイオリは
後ろを向き、背中を私に見せて
低い声で囁いた。
「俺が怖い?
怖いなら、やめる」
「怖くないよ
イオリが、ここにいる」
愛を口にしない男。
そんな事、百も承知している。
それでも
この胸の高鳴りをとめること
・・・できない。
貴方に抱かれるなら、愛なんて
どうでもよく思える程
私は、貴方に溺れている。
イオリの瞳が、私を見つめる。
シャツを脱ぎ捨てたイオリは
後ろを向き、背中を私に見せて
低い声で囁いた。
「俺が怖い?
怖いなら、やめる」
「怖くないよ
イオリが、ここにいる」