飴色蝶 *Ⅰ*
彼女は、庵の胸に抱かれて眠る
庵は、寝室の窓の外に広がる
暗黒の世界を見つめる。
そして、満月に思いを馳せる。
『すみれ
俺とあなたは
住む世界が違う』
すみれ、愛している・・・
イオリ・・・
貴方が、私を呼ぶ声が
聞こえたような気がした。
菫は瞳を閉じて、眠りにつく。
庵は、寝室の窓の外に広がる
暗黒の世界を見つめる。
そして、満月に思いを馳せる。
『すみれ
俺とあなたは
住む世界が違う』
すみれ、愛している・・・
イオリ・・・
貴方が、私を呼ぶ声が
聞こえたような気がした。
菫は瞳を閉じて、眠りにつく。