飴色蝶 *Ⅰ*
今日は久しぶりに更紗と雪乃と
いつもの飲み屋で、お酒を
飲んでいる。
この場所は
朱莉さんのお店に近く
もしかしたら、偶然
庵に逢えるかもしれない。
そんな期待を、ほんの少しだけ
更紗に新しい彼氏ができ
雪乃の就職先も決まり
私のデザインした商品が
店に並び、売り上げは順調で
皆、それぞれに嬉しい話を
持ち寄って
今宵は、とても
楽しい酒宴が催されていた。
「今度の彼氏、どんな人なの?」
「三歳年下で二十歳
大工さんなんだけど
作業着姿が最高に
かっこよくて
体なんて筋肉が、こう綺麗で
・・・・・・」
菫の耳元で、雪乃は言う。
いつもの飲み屋で、お酒を
飲んでいる。
この場所は
朱莉さんのお店に近く
もしかしたら、偶然
庵に逢えるかもしれない。
そんな期待を、ほんの少しだけ
更紗に新しい彼氏ができ
雪乃の就職先も決まり
私のデザインした商品が
店に並び、売り上げは順調で
皆、それぞれに嬉しい話を
持ち寄って
今宵は、とても
楽しい酒宴が催されていた。
「今度の彼氏、どんな人なの?」
「三歳年下で二十歳
大工さんなんだけど
作業着姿が最高に
かっこよくて
体なんて筋肉が、こう綺麗で
・・・・・・」
菫の耳元で、雪乃は言う。