飴色蝶 *Ⅰ*
彼の言葉に嘘は無い・・・
「イオリ、私は
ずっと貴方を見てる
あなただけを」
ずっと、見続けていられると
そう思っていた。
私の不安な想いが・・・・・・
邪魔をする。
十六歳で貴方に恋をして
十七歳で貴方に振られた。
そして、二十三歳でやっと
貴方の愛を手に入れた。
「ねぇ、イオリは
いつから私の事を
好きだったの?」
彼は、聞こえないふりをする。
「ねぇ、聞かせて」
「また、今度な」
そう言って、彼は照れながら
微笑んだ。
「イオリ、私は
ずっと貴方を見てる
あなただけを」
ずっと、見続けていられると
そう思っていた。
私の不安な想いが・・・・・・
邪魔をする。
十六歳で貴方に恋をして
十七歳で貴方に振られた。
そして、二十三歳でやっと
貴方の愛を手に入れた。
「ねぇ、イオリは
いつから私の事を
好きだったの?」
彼は、聞こえないふりをする。
「ねぇ、聞かせて」
「また、今度な」
そう言って、彼は照れながら
微笑んだ。