飴色蝶 *Ⅰ*
「イオリ・・・?」
口づけは、止まらない。
「イオリ・・・行かなきゃ」
庵は、悩ましい瞳で
私を見つめる。
その瞳に私は、うっとりして
のぼせていく。
庵は、私の耳元で囁いた。
「行こう、一緒に」
もう、止められないよ
貴方の傍で、時間を忘れて
ずっと、こうして
漂っていられたらいいのに・・
その願いは、叶わない。
あなたは、貴方の世界へと
戻って行く。
口づけは、止まらない。
「イオリ・・・行かなきゃ」
庵は、悩ましい瞳で
私を見つめる。
その瞳に私は、うっとりして
のぼせていく。
庵は、私の耳元で囁いた。
「行こう、一緒に」
もう、止められないよ
貴方の傍で、時間を忘れて
ずっと、こうして
漂っていられたらいいのに・・
その願いは、叶わない。
あなたは、貴方の世界へと
戻って行く。