飴色蝶 *Ⅰ*
別れの朝
息ができない
息ができない・・・苦しい
お願い
誰も、私から庵を奪わないで
お願いだから
その時が訪れる・・・
雲が幾重にも敷き詰められた空
太陽の光が覗くスペースなど
全く与えられず、辺りは昼間だ
というのに薄暗い。
そんな白昼堂々と行われる犯罪
本部事務所から出て来た庵に
放たれた銃弾。
庵の盾になり守るボディーガード
(護衛者)達は、その銃に撃たれ
次々に倒れて行く。
応戦するが、何ヶ所にも分かれて
配置された相手側の鉄砲玉
構成員達。
庵の腕と肩を掠める弾丸。
庵の顔が、苦痛に歪む。
最後に放たれた銃弾は
庵の前に立つ舎弟のシバの
脇腹を貫く。
猛スピードで走り去る車を
追いかける車。
お願い
誰も、私から庵を奪わないで
お願いだから
その時が訪れる・・・
雲が幾重にも敷き詰められた空
太陽の光が覗くスペースなど
全く与えられず、辺りは昼間だ
というのに薄暗い。
そんな白昼堂々と行われる犯罪
本部事務所から出て来た庵に
放たれた銃弾。
庵の盾になり守るボディーガード
(護衛者)達は、その銃に撃たれ
次々に倒れて行く。
応戦するが、何ヶ所にも分かれて
配置された相手側の鉄砲玉
構成員達。
庵の腕と肩を掠める弾丸。
庵の顔が、苦痛に歪む。
最後に放たれた銃弾は
庵の前に立つ舎弟のシバの
脇腹を貫く。
猛スピードで走り去る車を
追いかける車。