飴色蝶 *Ⅰ*
雪乃がパパと呼んでいる
人が、堅気の人では無い
事を・・・
私も更紗も知っていた。
それも会長と呼ばれる
組の最高責任者だという
事も。
その人には、たくさんの
愛人が居て、雪乃は
その中のひとりだと言う
もともと雪乃は専門学校
の学費を稼ぐ為に時間給
のいい居酒屋や、BAR
で、バイトをしていた。
夜遅くまで働いて学校へ
通って、私と一緒に卒業
をした。
やっとこれから好きな事
を仕事にできるって時に
そのBARへ、お忍びで
愛人と飲みに来ていた
彼に気に入られてしまい
うまい言葉に乗せられて
愛人になってしまった。
「愛人に成り下がった
のは、この私」
人が、堅気の人では無い
事を・・・
私も更紗も知っていた。
それも会長と呼ばれる
組の最高責任者だという
事も。
その人には、たくさんの
愛人が居て、雪乃は
その中のひとりだと言う
もともと雪乃は専門学校
の学費を稼ぐ為に時間給
のいい居酒屋や、BAR
で、バイトをしていた。
夜遅くまで働いて学校へ
通って、私と一緒に卒業
をした。
やっとこれから好きな事
を仕事にできるって時に
そのBARへ、お忍びで
愛人と飲みに来ていた
彼に気に入られてしまい
うまい言葉に乗せられて
愛人になってしまった。
「愛人に成り下がった
のは、この私」