田舎姫と都会王子
「そうか、じゃあ早速カード作りに取りかかろう!」
会長がそう言うと皆紙とペンを取り描き始めた。
桃子は、可愛らしい桜の花を、秀樹はスポーツカー、庵は星座を描いている。
「会長凄いですねっ!」
会長は、学校の風景を描いていた。
同じ材料で描いてるとは思えないほど綺麗だ。
「私、美術部だからさ。」
「そうなんですか!」
どおりで上手な訳だ。
それに比べ私は、
「小梅は、それ猫か?」
「一応…絵を描くのが苦手で…」
「そんな事ないよ。可愛い小梅にはピッタリ。それより要は何を描いているんだ?」
要は、さっきから誰にも見られないように手で隠しながら描いている。
会長がそう言うと皆紙とペンを取り描き始めた。
桃子は、可愛らしい桜の花を、秀樹はスポーツカー、庵は星座を描いている。
「会長凄いですねっ!」
会長は、学校の風景を描いていた。
同じ材料で描いてるとは思えないほど綺麗だ。
「私、美術部だからさ。」
「そうなんですか!」
どおりで上手な訳だ。
それに比べ私は、
「小梅は、それ猫か?」
「一応…絵を描くのが苦手で…」
「そんな事ないよ。可愛い小梅にはピッタリ。それより要は何を描いているんだ?」
要は、さっきから誰にも見られないように手で隠しながら描いている。