田舎姫と都会王子
そんな私を見ずに庵は要達をジッと見た。


「もしかして2人も、上手くいった?手を恋人繋ぎしてるけど。」


庵の言葉に私はバッと顔を上げ要達の手を見ると確かに恋人繋ぎをしている。


「小梅、そうなのか?」


「はい。」


小梅は、顔を赤くしながら幸せそうに微笑んだ。
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