田舎姫と都会王子
「そっか、小梅良かったな!要、小梅を泣かせたら私が許さないからな!」


「はいはい。会長は自分の方を心配してください。庵先輩頑張ってください。」


「どういう意味だ!」


私がそう叫ぶと庵が頭をポンと叩いた。


「女の子がそんな声出さない。お邪魔だし俺らは違う所行こう。」


庵はそう言って私の手を掴んだ。
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