田舎姫と都会王子
「あら、小梅どうしたの!?要君も!」


「子供が川に落ちて助けるために川に入ったんです。」


俺がそう言うと小梅の母親は目を丸くした。


「その子供は大丈夫だったの?」


「はい。」


「そう。夏と言っても川に入ったんだから体を冷やすわ。お風呂に入りなさい。」


小梅の母親にそう言われ俺達は家に入り小梅が風呂に入っている間俺はリビングにいた。


「要君、あなたも濡れてるわね。」


小梅の母親はそう言うとタオルを俺に渡してくれた。
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