田舎姫と都会王子
私がそう言うと徹は顔を近づけてきた。


「小梅ちゃんって噂通り可愛いね!!小梅って名前だから、舐めたら甘いのかな?」


徹は、そう言うと私の頬をペロッと舐めてきた。


「「なっ!?」」


要と私が驚いて固まっているなか、徹はクスッと笑った。


「名前と違って甘いね。食べちゃいたくなる。」


「徹、それくらいにしろ!」


要がそう言うと「へいへい」と言って徹は私から離れた。
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