嫌いなもんは嫌い!好きなもんは好き!
表札を見たら『譲ヶ埼』という表札だった。
―…表札が『山廼邉』じゃなかった…―
俺は一夢に電話してみた
すると一夢は
『あぁ!言ってなかったっけ?俺ん家の表札『山廼邉』じゃなくて『譲ヶ埼』だから。まぁとにかく入ってくれよ』
そう言われた俺は、ためらいもあったが、インターホンを押した。
すると綺麗な女の人が、出てきた。
「松尾様で、いらっしゃいますか?」
「あっ。ハイ…」
「一夢様がお待ちです。どうぞこちらへ」
「あっ。ハイ…」
俺は山廼邉家、いや…、譲ヶ埼家に入っていった