嫌いなもんは嫌い!好きなもんは好き!


俺は知ってるやつで、なるべく可愛いやつに声かけた。


しかし、無理だった。

なんで今日は無理なんだ?


しかも俺があと知ってるやつ…っつったら、アイツしかいねぇし。

ま、声かけてみるか。

「なぁ藤松。今日合コン開くんだけど、行かね?」


「……わたし可愛くないから…」


「いや…美愛のほうで来てくれると嬉しいな」


「……美愛で行くの?」


「あぁ…ダメか?」


どうかお願いします。

あなたに かかってるんデス。


まぁ無理だろうな。


「いいよ。合コン」


あっ。やっぱり…


「だよな…ゴメンな…?ってえっ?今なんて?」


「だから…合コン、いいよ?って言ったの」

「マジ?」


藤松は縦に首を振った。


オッシャァァァ!


絶対無理だと思った。

まぁ無理だったら殺されてたケドな。


まあ、合コンか…


あっ、いっけね…準備しねぇと…。


< 37 / 57 >

この作品をシェア

pagetop