嫌いなもんは嫌い!好きなもんは好き!
俺は知ってるやつで、なるべく可愛いやつに声かけた。
しかし、無理だった。
なんで今日は無理なんだ?
しかも俺があと知ってるやつ…っつったら、アイツしかいねぇし。
ま、声かけてみるか。
「なぁ藤松。今日合コン開くんだけど、行かね?」
「……わたし可愛くないから…」
「いや…美愛のほうで来てくれると嬉しいな」
「……美愛で行くの?」
「あぁ…ダメか?」
どうかお願いします。
あなたに かかってるんデス。
まぁ無理だろうな。
「いいよ。合コン」
あっ。やっぱり…
「だよな…ゴメンな…?ってえっ?今なんて?」
「だから…合コン、いいよ?って言ったの」
「マジ?」
藤松は縦に首を振った。
オッシャァァァ!
絶対無理だと思った。
まぁ無理だったら殺されてたケドな。
まあ、合コンか…
あっ、いっけね…準備しねぇと…。