嫌いなもんは嫌い!好きなもんは好き!




そして、一時間ぐらい王様ゲームをやっていた。



俺と美愛は何回も当たり抱き合ったり、キスしたりした。



俺は男子からの視線だけを気にした。



ずっと陽美を忘れていた



彼女の陽美のコトを…


いや…だってね?


美愛は、彩華に似ているわけで…


似てるからなのか、自分からも進んでやっちゃったわけで…


陽美を忘れていたわけであります…。





そして王様ゲームが終わったすぐ後に


「洸平…話があるんだけど」


陽美に呼び出された。

「なに?」


「………彼女がいるのにキスしたりして、なにも思わないんだ」


「いや…だって罰ゲームだろ?それにお前だって…」


「でも私は洸平のコトを思ったから…」


「でも他の奴とキスしただろ?それはお互い様じゃねーか!」


「………うっ、で…も、こう…へぇの、ば…あい、なん、かいも…」


なんで泣くんだよ…


「もぅ…別れ…ょぅ…」


「………あぁ。俺もそっちの方が良いと思う」


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