【続】イニシャルはKK
歌音の家で遅めの晩メシ。
向かい合わせに座って、話を切り出す。
「今度、東京本部に出張なんだ。
多分、一泊する事になると思う」
「東京…本部?」
「ああ。うちの会社、本社はこっちなんだけど、やっぱ東京って拠点だろ?
だから東京に本部があるんだ。
挨拶がてらの出張なんだけど…
坂下さんも一緒なんだ」
「え……」
「まぁ、今時、女子社員もあちこち出張に行くし、さ。
歌音が心配するような事は一切ないから。
出来ればホテルは別のを予約するつもりだ。
この前みたいな事だって…絶対避けるし」
「大丈夫…なの?」
「なんとかする。
これ以上、関わり合いになりたくないからな」
「大変そうだけど…」
「大丈夫。だから余計な心配だけはするなよ?
な?絶対だぞ?」
「ぅん…」
向かい合わせに座って、話を切り出す。
「今度、東京本部に出張なんだ。
多分、一泊する事になると思う」
「東京…本部?」
「ああ。うちの会社、本社はこっちなんだけど、やっぱ東京って拠点だろ?
だから東京に本部があるんだ。
挨拶がてらの出張なんだけど…
坂下さんも一緒なんだ」
「え……」
「まぁ、今時、女子社員もあちこち出張に行くし、さ。
歌音が心配するような事は一切ないから。
出来ればホテルは別のを予約するつもりだ。
この前みたいな事だって…絶対避けるし」
「大丈夫…なの?」
「なんとかする。
これ以上、関わり合いになりたくないからな」
「大変そうだけど…」
「大丈夫。だから余計な心配だけはするなよ?
な?絶対だぞ?」
「ぅん…」