【続】イニシャルはKK
響吾が忙しいだけ。
前みたいに会えなくなったのは事実だけど…。
「喧嘩なんてしてないです。
響吾が何か言ってましたか?」
「うううん! 桐谷くんは別に何も言ってないよ。
ごめん、ごめん! 気にしないで。
でも時々、呟いてるのよ。
『面倒臭い』とか、『しんどい』とか。
てっきりあなたの存在が重たいんだと思っちゃってぇ。
ごめんなさいね~、余計な事言っちゃった。
違うならいいのよ、外野のクセにうるさかったわね」
そう言って舌を出して
笑って誤魔化す坂下さん。
そうなの?
私って重いの?
ねぇ、響吾…。
前みたいに会えなくなったのは事実だけど…。
「喧嘩なんてしてないです。
響吾が何か言ってましたか?」
「うううん! 桐谷くんは別に何も言ってないよ。
ごめん、ごめん! 気にしないで。
でも時々、呟いてるのよ。
『面倒臭い』とか、『しんどい』とか。
てっきりあなたの存在が重たいんだと思っちゃってぇ。
ごめんなさいね~、余計な事言っちゃった。
違うならいいのよ、外野のクセにうるさかったわね」
そう言って舌を出して
笑って誤魔化す坂下さん。
そうなの?
私って重いの?
ねぇ、響吾…。