【続】イニシャルはKK
[瑞貴side]
あ~らら。
桐谷くんったら…怒っちゃった。
ネットに流すかどうかは、あなた次第なのにな~。
じりじり意地悪するつもりなのに、あっさり帰られちゃうと話にもならないじゃない。
つまんないの~。
「あんまり響吾さんを怒らせないで下さいよ?」
バイトくんが私に声をかける。
「彼って短気なところがなければ、もっとモテるのにね~。
損してるぅ――」
「響吾さんはモテる必要なんてないんですよ。
彼女一筋なんですから」
「あなた、それでいいの?
本気でそう思ってんの?
バッカみたい!」
あ~らら。
桐谷くんったら…怒っちゃった。
ネットに流すかどうかは、あなた次第なのにな~。
じりじり意地悪するつもりなのに、あっさり帰られちゃうと話にもならないじゃない。
つまんないの~。
「あんまり響吾さんを怒らせないで下さいよ?」
バイトくんが私に声をかける。
「彼って短気なところがなければ、もっとモテるのにね~。
損してるぅ――」
「響吾さんはモテる必要なんてないんですよ。
彼女一筋なんですから」
「あなた、それでいいの?
本気でそう思ってんの?
バッカみたい!」