【続】イニシャルはＫＫ

「それで…僕はどうすればいいんですか？」

「変なヤツが現れたら、あいつを守ってほしい」

「この状況、先輩は理解してます？」

「いや、あいつにはハッキリ話してない」

「どうしてですか！？
本人の自覚程、未然に防ぐ方法ってないですよ！」

確かにな、木ノ元。
お前の言いたい事はよく分かる。

でも…
これ以上あいつを不安にさせたくないんだ。