【続】イニシャルはKK
「はいはい、二人とも。
私の存在、忘れてるでしょう?」(苦笑)

お母さんが割り込んできた。

「お母さん…ごめんね、心配かけて。
仕事も休ませちゃったね…」

「大事な一人娘が事故に遭ったら、駆けつけるのが親ってもんでしょ?
大怪我してまで気を遣わないの!」

「ごめん…」

「謝らなくていいの!
だから…早く元気になって」

「うん…」
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