【続】イニシャルはKK
[蒼side]
こんな時
どうして私は気の利いた言葉を掛けてあげられないんだろう…。
自分でも嫌になる。
歌音と響吾さんって、本当にお似合いで、上手く行ってて…
憧れの存在だった。
それなのに…なんで歌音ばかりがつらい想いをして…
身体だけじゃない、心にも深い傷を負って…
いや、心に深い傷を負ってるのは響吾さんだって同じだ。
お互い好きなのに、どうして別れなくちゃいけないの?
恋ってこんなにも苦しいものなの?
「ねぇ、歌音。
これからは遠慮せずに何でも言ってね?
頼りにならなくても…いっくらでも聞くから!」
「ありがとう、蒼!」
こんな時
どうして私は気の利いた言葉を掛けてあげられないんだろう…。
自分でも嫌になる。
歌音と響吾さんって、本当にお似合いで、上手く行ってて…
憧れの存在だった。
それなのに…なんで歌音ばかりがつらい想いをして…
身体だけじゃない、心にも深い傷を負って…
いや、心に深い傷を負ってるのは響吾さんだって同じだ。
お互い好きなのに、どうして別れなくちゃいけないの?
恋ってこんなにも苦しいものなの?
「ねぇ、歌音。
これからは遠慮せずに何でも言ってね?
頼りにならなくても…いっくらでも聞くから!」
「ありがとう、蒼!」