【続】イニシャルはKK
不思議そうな顔をする先輩を見ていたら、ちゃんと説明しないといけないって思った。
「アメリカにいた時に、一番仲良かった日本人が医者の息子だったんです。
そいつの家は代々 医者だから、家には医学書がいっぱいあって。
日本語に飢えてた僕はそいつの家にある本を片っ端から読みました。
単行本、文庫本、雑誌に、当然 医学書も。
難しいのからエロいのまで…全部読んだんじゃないかな?(笑)」
「ス…スゴイね、木ノ元くん」
「暇でしたから」
「アメリカにいた時に、一番仲良かった日本人が医者の息子だったんです。
そいつの家は代々 医者だから、家には医学書がいっぱいあって。
日本語に飢えてた僕はそいつの家にある本を片っ端から読みました。
単行本、文庫本、雑誌に、当然 医学書も。
難しいのからエロいのまで…全部読んだんじゃないかな?(笑)」
「ス…スゴイね、木ノ元くん」
「暇でしたから」