【続】イニシャルはKK
「ねぇ、歌音…
避妊してなかったの?」
「前はちゃんとしてたけど、事故に遭ってから…してくれなくなった」
「それって…。
響吾さんが望んだ事なんじゃないの?」
「そんな訳ないよ…。きっと面倒臭くなったんじゃないかな」
「もしも妊娠してたら…ちゃんと響吾さんに言うんだよ?」
「無理だよ!言えないよ…」
「なんで? 二人の子供でしょ?」
「でも…私から別れを切り出したのに…今さら言えないよ」
「それとこれとは別でしょ?
事情が変わったんだから。
一人で子供なんて出来るワケないんだから!」
「だって…」
「とにかく、明日の結果で考えるよ?
明日の朝9時に迎えに来るから用意しておいてね」
そう言い放つと蒼は帰ってしまった。
避妊してなかったの?」
「前はちゃんとしてたけど、事故に遭ってから…してくれなくなった」
「それって…。
響吾さんが望んだ事なんじゃないの?」
「そんな訳ないよ…。きっと面倒臭くなったんじゃないかな」
「もしも妊娠してたら…ちゃんと響吾さんに言うんだよ?」
「無理だよ!言えないよ…」
「なんで? 二人の子供でしょ?」
「でも…私から別れを切り出したのに…今さら言えないよ」
「それとこれとは別でしょ?
事情が変わったんだから。
一人で子供なんて出来るワケないんだから!」
「だって…」
「とにかく、明日の結果で考えるよ?
明日の朝9時に迎えに来るから用意しておいてね」
そう言い放つと蒼は帰ってしまった。