【続】イニシャルはKK
「忘れ物ってスーツかな?Yシャツ?
響吾の物はここにまとめてるから探して?
何も捨ててないから、あるはずだけど」
「バカ!」
「え…?」
「俺の忘れ物って…
お前」
「???」
「無くて心底困ってた。
お前じゃなきゃダメなんだ。
ずっと諦めようって思ってたのに…。
なんで黙ってたんだよ、赤ちゃんの事。
そんな大事な事…勝手に決めんなよ」
「ごめん…」
「お前は謝んなくていーの。
全部、俺が悪いんだから。
お前を繋ぎとめたくて…わざと避妊しなかった」
「え…?」
「ごめん、順序が逆で。
ずっと側にいて欲しいんだ。
俺の横にはお前。お前だけ。
でも…こんな頼りない俺じゃ…イヤか?」
響吾の物はここにまとめてるから探して?
何も捨ててないから、あるはずだけど」
「バカ!」
「え…?」
「俺の忘れ物って…
お前」
「???」
「無くて心底困ってた。
お前じゃなきゃダメなんだ。
ずっと諦めようって思ってたのに…。
なんで黙ってたんだよ、赤ちゃんの事。
そんな大事な事…勝手に決めんなよ」
「ごめん…」
「お前は謝んなくていーの。
全部、俺が悪いんだから。
お前を繋ぎとめたくて…わざと避妊しなかった」
「え…?」
「ごめん、順序が逆で。
ずっと側にいて欲しいんだ。
俺の横にはお前。お前だけ。
でも…こんな頼りない俺じゃ…イヤか?」