【続】イニシャルはKK
「歌音?」

突然、響吾に呼び掛けられた。

「お前、そんな親父に興味あんの?
ボーっと見過ぎ!
お前には俺がいるだろうが!!」

「ち、違うよ、響吾~。そんなんじゃない(慌)」

「当たり前だ!」

「響吾、みっともないぞ。
お前、親父にヤキモチ妬いてんのかよ」

「うっせー、兄貴」
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