未来予想図
「公くん、なんでここにいるの!?ビックリしたじゃん。」
「俺の方がビックリだよ。まぁいいや。教室行こうぜ。」
「うん。」
階段を登りながら、わたしたちは話をしていた。
「どんなクラスなの?」
「うるさいクラスかな。女子より男子が多くて、でも団結力は学年一のクラス!」
「そうなんだ。楽しそうだね。楽しみ♪」
「ならよかった。お前、普段は俺の側にいろよ。たちが悪い奴もいるんだから。」
「うん、ありがとうね!」
「いいよ別に。…着いたぜ。」
「なんか…緊張する…。」
「開けるぞ。」
ガラガラッ