君に恋した物語






上は紺のブレザーで









スカートは赤いチェック











リボンも赤にして










新しい制服に喜びを感じていた。











そして今、「美嬰高等学校」と書かれた












大きな門の前に立った。











校門の前で大きく息を吸って











ドキドキしながら校門を潜り抜けた











「わぁ―――――――!」











そこには…










桜の木の花びらが風に吹かれて











辺りはピンクのじゅうたんのように
桜でいっぱいだった。













< 2 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop