リリと魔法の王国
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


――その頃、アンは…



突然いなくなってしまったリリを想って、

毎日泣いていました。




エルザにとって、それはとても腹の立つ事でした。



やっとリリがいなくなって、自分が一番になれたのに、


何故アンはリリを想って泣くのか…。




エルザには理解しがたい事だったのです。




そんな毎日が続いて、エルザはとてもムシャクシャしていました。


そこへ、一羽のカラスが飛んできたのです。


< 7 / 15 >

この作品をシェア

pagetop