【εξοιζτ】〜ぇゴぃスト〜
レベル06
「あなただけを…」 

そう言った唇は、「あなた以外」を含み 


平気な顔して電話して 

あなたを待ちながら 

右手で拭った 


こんな顔して会えないと 

直前で気付き逃げ出した 


弱虫で裏切り者のアタシ 



こうなると知ってか… 


あなたはアタシだけのものにならない 



夜明けはアタシの過ちを照らし 


夢じゃなかったと思い知らせる 





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