好きだから。
駅に降りて周りを見渡すと
もうあの男の子はいなかった。
一瞬だけ運命感じちゃったけど
・・・あるわけないかっ!!
「あの男の子、格好良かったね!
まっ♪ああいう出会い方は
長続きしないらしから。気にしたらダ〜メ!!」
「気になんかしてないよっ!!」
お母さんは私の心が読めているかのような口調で言ってきた。
ちょっと悔しい〜!!!
学校について掲示板を見ると3組だった。
他の人の名前を探してるとき、ふと目に入った名前。
八嶋 夢咲━━━・・・
変わった名前だなぁ。
てか・・・男?女?
どっちやねんっ!!!
その名前とにらめっこしていると
ポンッ!!
私の肩を誰かがたたいた。