◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
「あ、翔斗くんあたしの隣に座るの?
よろしくね!」
仲嶋はそう言って微笑んだ。
・・・なんて可愛いんだ!!
そこらへんの女子とは比べ物になんねぇくらい可愛い・・・。
「あ、ああ・・・。
よろしく」
オレはそう言うと、冷静を装いイスに座った。
仲嶋はというと、相変わらずにっこりしながら予習を始めた。
オレ、こんなに幸せでいいんだろうか・・・。
・・・仲嶋は相変わらず人気者。
成績も優秀だからなおさら―――――・・・
「ちひろ、ここ教えてー!」
「オレも教えて、ちひろちゃん♥」
・・・1人1人に笑顔で受け答えて、ほんとすげぇな・・・。
「じゃあ授業始めます。
みんな席ついてー」
先生が声をかけ、みんな席についた。