◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
姫と王子の夏祭り
あれからすぐに1週間が経ち、今日は夏祭りの日。

お母さんに浴衣を着せてもらって、準備万端!


「おっじゃまっしまーす!」

「あれッ真麻菜!
もう来たの!?」

「うん、まーね!
お、浴衣可愛いじゃん!
あたしがもっと可愛くしてあげるから、部屋あがってい?」

「へ?あ、どーぞどーぞ!」


ここを通したあたしが・・・

やばい目に合うんだ。



「・・・な・・・
なんですかこれは・・・」


メイク道具をバサッと広げ、あたしのヘアメイクをめっちゃ頑張ってる真麻菜。


「真麻菜ー??
なにこれ・・・」


「あん!?
だから、翔斗王子と会うんだから、可愛くしてあげてんじゃん!」


あ・・・そーいうこと・・・。


「ありがとう・・・・」


自分で自分かわかんないほど可愛くなった。
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