◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
【紗麻香side】



「・・・ふふッッ・・・。
ふっ・・・はははは・・・
あ――――――――っはははははははははは!!!!
何これ!!!超完ッッ璧な計画!!!!」



我ながら超自画自賛。


やばい・・・この計画。


やっぱあたし、可愛く生まれてよかった・・・。


馬鹿な男ほど使えるものはないしね。


ちょうど今・・・6人から告られてるもんね。


最ッッ高。



「これであの女・・・
仲嶋ちひろを、完璧に消去できるわ・・・!!!」



・・・別れてもらわないと困る。


別れないと駄目。


今まで何人もの男と出会ってきた。


もちろん数多くイケメンもいた。


その中からあたしは・・・何人もと付き合ってきた。


ふられたことなんか1度もない。


ふったことなら何度もある。


だけどあたしは・・・冷めていた。


巡り会った―――――――・・・超イケメン。


今までとは比べ物にならないくらいの、美形。


絶対、逃さない。


逃したら、嫌!!


そう思ってから、仲嶋ちひろを消去する計画が進んでいた――――――・・・。



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