◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
男たちに首筋にキスされる。
「・・・!!!
やめてっつってんじゃん!!!」
「・・・あれ、まだやってなかったの・・・
早くしてよ、時間ないんだから・・・・・」
あたしは、低い声を耳にし、血の気が引いた。
その声は、悪魔――――町河紗麻香の声だった。
・・・どういうこと?
この男たちは何?
「・・・ちひろチャン、あたしにはむかった罰よ?
・・・だから言ったじゃない、“今いさぎよく別れといたほうが、あとで楽”って」
―――――――――――あ・・・。
「じゃあ、よろしく頼むわね」
「おう」