◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
姫と王子の涙





公園が見えるあたりまで全力で走った。




公園では、悪魔が腕を組みながらこっちをニヤニヤと見ている。




写真を、ヒラヒラさせながら――――――・・・・・。





「やめてぇッッ・・・・・!!!」






あたしは




全力で走った




だからだったのかな




だから こんなにみんなを




悲しませちゃったのかな―――――――・・・





キキ――――――――ッッ





この音が耳に入った時には もう




遅かったんだ――――――――――・・・・・





「えっっ!!?
ちょっと・・・ええ!!?」




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