不良BOY
「ち…違うよお母さん!こいつ私のあとつけてき「そうです春山の友達でーす☆」
私の言葉を神谷がかき消した。
は?何言ってんのよ!!
「あらそう〜。どうぞ上がって上がって〜ジュース用意するわね。」
「お母さん!だから違うん「ありがとございまーす☆」
またしても私の言葉は奴によって消された。
「おじゃましまーす☆」
神谷は強引に家の中へ入った。
「春山の部屋キレイだなあ〜」
そして、私の部屋に入るなり感心したように言った。
なんでこんな奴を私の部屋に上がらせなきゃなんないのよ!!!
とにかくさっさと出てってもらわなきゃ!!!
「ジュース持ってきたわよ〜〜」
お母さんがジュースとお菓子ののったお盆を持ってやってきた。
「あ、ありがと。」
私は少しイライラしたようにお盆を受け取った。