不良BOY
束縛
―翌日―
「おはよー。」
横山くんは教室に入るといつも通り皆に挨拶。
横山くんの隣には私。
優花たちがこっちを見てる。
「優花のことは気にしなくていいからな。」
それに気付いた横山くんが私の耳元で囁いた。
「うん。」
席に座ると、隣の神谷と目があう。
「ねえ、あんた…優花と仲いい??」
ずっと気になってたことを思い切って聞いてみた。
「は??」
神谷は不機嫌そうに言う。
「なんで、そんなふうに思うんだよ??」
更にそう付け加えられた。
「だって前に優花の家入ってたし、昨日だって優花と店にいたの見たもん!」
私がそういうと、神谷は少し黙り込んでから言った。
「お前には関係ねーし。」
「はあ?」
むかつく!!!