不良BOY



「本当ごめん!!



俺、優奈の上履き盗んだ日の夜、布団入ってもなかなか寝れなかった。



少し後悔してたんだ。



なんであんな最低なことしちゃったんだろうって。



それで気付いたんだ。



優奈に腹立ったし、



優奈なんかどうでもいい、


優奈なんか大嫌いだ、



そう思ってたけど



やっぱ俺優奈のこと好きなんだ…って。



横山がいるからもう諦めようと思ったんだけど



諦めれなかったみたいだ。


優奈のことがめっちゃくちゃ好きなんだ。」



何それ。



私がどれだけ傷ついたと思ってんの。



「だから、前みたいに優奈と一緒にいたくて



必死に優奈に話し掛けた。


手紙だって書いて渡しただろ?



でも、あの手紙の内容はごめん。



俺、優花といろんな場所で優奈への嫌がらせのことで作戦会議とかよくしてたから優奈が優花に暴力奮われてたのは知ってたから、優奈が辛いことくらいわかってた。



なのにそんなこと知らないフリしちまって…



ごめんな……。」



神谷は必死に訴えてくる。


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