不良BOY



「優奈〜どしたの?」



神谷は私の後ろを付いてきた。



「神谷の部屋にバッグあるから取りに行くの。」



「は?…つーことは…」



「帰るに決まってんじゃん。」



「やめとけって!!」



ギュウ



「ちょ、何すんのっ…!」



神谷にいきなり抱き締められパニくる私を更に強く抱き締める神谷。



「ここにいろよ。」



「は?いいから離して…!」


「やだあ。ぜってー嫌だあ!」



甘えるように言う神谷はちょっと可愛く思えた。



…って神谷のどこが可愛いんだか!!



私おかしいな今日!!



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