不良BOY
「ぷはあー☆ミルクティーじゃねえけどコーンポタージュもうめえなあ〜♪」
神谷の何とも思っていない様子に呆れる私。
「はい春山♪サンキューな☆」
私は、神谷が突き出してきた間接キスのジュースを神谷の方に押し戻した。
「私はもういらない!汚いし!!」
「は?なんで汚ねえの?」
こいつバカ?
「とにかく汚いのよ!!」
「なんだよ。ま、いいや☆」
そして神谷はまたジュースを飲みだした。
「あ、遊園地の話に戻るけどどうしても無理?」
あ、遊園地のこと忘れてた。
「無理。」
「そんな即答しないでくれよ!」
そんなこと言われたって無理なもんは無理だし。
「なあ春山ーじゃあ俺と遊園地行くか俺にキスされるかどっちか選んで♪」
「はい??」
何そのかなり究極な選択肢!!
「絶対どっちか選べよ!!」
「そんなの無理に決まってんでしょ!」
「はあ?どっちか選ばなかったら俺の彼女になってもらうからな♪」
神谷の嫌らしい笑みがかなり腹立たしい。
「はーやーくー」
神谷が私の答えを急かす。